陰陽師に興味のあるみなさん、こんにちは。
興味のないみなさんも、こんにちは。
はじめまして!さとりと申します。40代・3児の母です。毎日を暮らす中で、ワクワクをくれるもののことや、生きる中で考えたこと・感じたことなどをブログに書いております。のんびりした気持ちで読んでいってくださいね♪
気になってはいたものの、なんとなく観る機会を逃していた映画『陰陽師0』、Amazonプライムビデオにてとうとう観ることができました!!
面白かった!!
わたしは日本の呪術がとても好きでして(京極夏彦の「姑獲鳥の夏」(小説)から始まるシリーズですっかり魅了されてしまった口です)、それゆえに陰陽師が出てくるドラマや映画は、逆に飛びつけなくなっているのです。面白くなかったら、わたしの陰陽師への熱が冷めてしまいそうで💦
なので、自分の中で日本の呪術や陰陽師への熱が高まりに高まった頃合いでしか、その手の映画は観られないのです。高まりに高まっていれば、多少面白くなくても熱は冷めないだろうと。
そして今回、東洋哲学熱が1冊の本により高まり、
わたしの東洋哲学熱を高めてくれた本を紹介しております。ご興味ありましたらどうぞ♪
それと共に、密教などの存在をもう一度思い出し、「そうだった、呪術面白いんだった」と盛り上がった次第でございます。そんなわけでやっと観られた映画
陰陽師0!
さて、陰陽師をあまりご存知ない方のために、陰陽師の説明をAIさんにしてもらいましたので、貼っておきますね。
陰陽道は、日本の伝統的な占いや呪術の体系で、主に平安時代に発展した宗教的・文化的な実践方法です。以下がその特徴です:
- 自然の調和と宇宙の秩序を理解しようとする思想体系
- 陰(darkness、消極的な力)と陽(light、積極的な力)の相互作用を重視
- 主な役割:
- 吉凶の予言
- 災いを防ぐための儀式
- 天皇や貴族の重要な意思決定への助言
- 暦の作成
- 土地の浄化や悪霊払い
- 陰陽師は、占星術、暦術、呪術、医療などの知識を持ち、社会的に高い地位を持っていました
- 安倍晴明が最も有名な陰陽師の一人として知られています
簡単に言えば、自然の力と人間の運命を理解し、調和させようとする日本の伝統的な智恵の体系と言えるでしょう。
⬆️の説明文にも出てくる、陰陽師界のスーパースター安倍晴明が「陰陽師0」の主役です。
安倍晴明は山崎賢人さんが演じています。
とりあえず、ちょっと漫画っぽい題材の映画で、山崎賢人さんが出てくればそこまでの大失敗はあり得ません。映画がつまらなくても、可愛い山崎さんの顔を見て暇を潰しておけばいいもんね♪
しかし映画は面白かったので、山崎さんの顔を見ている時間はそんなにありませんでした。
陰陽師のお話といえば、なんらかのあやかしが出てきて、それを安倍晴明が退治するというものですが、今回も前例に違わず、そんなお話です。
観ていない方に是非観ていただきたいので、詳しくあらすじを説明することは避けますね。観る前の情報を取るなら、公式のサイトが1番安心ですので、是非そちらを観てみてください。
公式サイトにもかいてありますが、陰陽師0は
呪術アクションエンターテインメント
です😊そう、結構アクションシーンが多い。そして綺麗。そこに呪術が乗っかっているので、動の中に圧倒的な静が存在していて、非常にワクワクいたします。
普通のアクションって、動vs動、じゃないですか。でも呪術を使う安倍晴明は、呪文を唱えて、手の先で印を結ぶ程度なので、周りが忙しなく動いている中で、美しく立っているわけです。これは、日本人にはたまらないわけです。圧倒的実力を持つものは、動じない。的な美学を知らずのうちに叩き込まれておりますので、力の強大さにクラクラするわけです。
しかもそれを表現している山崎賢人が美しいときている。
最高。
しかし個人的に嬉しかったのは、安倍晴明の近くにいる源博雅役が染谷将太さんであったこと!
大好きなんです、染谷将太さん。昔、「みんなエスパーだよ!」というロクでもないドラマがありまして(作品のろくでもなさだけでなく、のちにこのドラマを演出した人の1人が犯罪者となりまして、本当に本当にろくでもない作品に成り下がってしまったのですが…)、その作品で主演をつとめた染谷さんのフニャフニャしたコミカルな演技に魅了されて以来、彼が出ているだけでニヤニヤ幸せな気持ちになるようになりまして。今回の博雅という役もフニャフニャコミカルに演じられていて、観るだけで幸せな気持ちになれました。いい役者さんだよなぁ。
おっと、映画の話に戻ろう。
要所要所で、平安時代の時代背景や、陰陽師の職業について解説が入るので、知らない人でも安心してみられると思います。
また、そこまで怖いシーンはありませんので、家族で観られます♪映倫区分もG(誰でも視聴できる)でした。
とはいえ、怖がりの子や、小学校入学前の小さなお子様がいるお家では、やめておいた方が無難かなと思います。急に大きな音が鳴ったり、ちょっと不安にさせる描写はあることはあるので。でもそこに該当する子がいなければ、家族みんなで見られるワクワクする映画だと思います♪
最後に、ちょっと残念だったのは、わたしの大好きな式神がほとんど出てこなかったこと。
式神って何かと言いますと、
式神(しきがみ)とは、陰陽師が自らの呪術や魔法によって召喚し、操る霊的な使い魔や守護霊のことです。主な特徴は以下の通りです:
- 特徴
- 陰陽師の意思に従う
- supernatural な力を持つ
- 主に守護や攻撃の役割を担う
- 陰陽師の力と精神力によって生み出される
- 種類
- 四天王
- 鬼、天狗
- 動物の姿をした霊的存在
- 人間や妖怪の姿をとるものもある
- 役割
- 敵の攻撃から防御
- 情報収集
- 戦闘
- 浄化や祓い
- 陰陽師の力の拡張
式神は、陰陽師の力と深く結びついた、mysticalな存在として伝統的な日本の民間信仰や伝承で重要な位置を占めています。
こんな感じのものです。上には書いていないのですが、わたしが1番好きなのは、紙や草木に霊力を込めて作られた式神です。アニメなんかにもよく登場する式神ですよね。これがね、好きなんですよ。特に、紙を式神にするのがやたらとワクワクするんですが、今回、紙の式神は出てまいりませんでした(多分。見逃してなければ。)。
安倍晴明がまだ学生の頃の話だから、そこまで出てこられなかったのかしら…。
それともわたしが式神を求めすぎているのかしら…。
残念。
いやいやしかし、何はともあれ、面白い映画でございました。
日本の呪術に興味がある方も、山崎賢人や染谷将太好きな方も、どれも全然興味ない方も、みんな楽しめる映画だったと思います。
是非是非ご覧になってみてくださいな。
今ならAmazonプライムビデオ会員なら無料だし(2024.12.6現在)
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