【おすすめの宗教学本】とっかかりにぴったりな本をご紹介します!

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宗教学ファンのみなさまこんにちは。これからファンになりそうな方もこんにちは!

satori
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はじめまして!さとりと申します。40代・3児の母です。若い時は演劇にどっぷり浸かり、現在は子育てと合気道にどっぷり浸かって生きています。日々を暮らす中で、ワクワクをくれるもののことや、生きる中で考えたこと・感じたことなどをブログに書いております。のんびりした気持ちで読んでいってくださいね♪

わたくし、宗教の歴史や地理との関連性、哲学的な考え方に惹かれ、さまざまな本を読み続けております。知識を深めるというよりは、浅く広く知り、これとこれってちょっと繋がってるかも!!とか考えて、1人で楽しんでいるライトファンです。

宗教全般好きなのですが、特に仏教(原始仏教と密教)が好きです!神道も面白いですが、いかんせんライトファンですので、陰陽師とかわかりやすくスペクタクルなものが楽しいと感じております。

今まで宗教学っぽい本を、本屋さんで買ったり、図書館で借りたりしつつ、漁るように読んできました。その中で、そこまで知識がなくても面白かったなー、と思ったものを今回ご紹介いたします。

いかんせんライトファンですので、よく知っている人からすると「物足りない…」と思うものばかりかもしれません。

そんなわけで、今回のブログを読むのに向いている方は、

「つい最近、宗教学に興味を持ち始めた人」「とっかかりに良い本を探している人」

です!!そちらを踏まえた上で、

では、いきますよーーーーー!!!

宗教学(っぽい)おすすめ本

図解 世界5大宗教全史

著:中村 圭志
¥2,420 (2025/01/06 09:18時点 | Amazon調べ)

まずはやっぱり、このタイプのちょっとお勉強的な本からおすすめです!

世界5大宗教(キリスト教・ユダヤ教・イスラム教・仏教・ヒンドゥー教)の詳しい解説と、最後にその他の宗教(神道やゾロアスター教やシク教など)にも触れてくれています。

私はたまたま古本屋で手に取ったこの本から一気に宗教学に興味が湧きました。実はわたし、ユダヤ教とキリスト教とイスラム教が根っこは同じだということすらわかっていなかったのです。なので「自分は宗教について何も知らないんだ!」ということにまずびっくりしました。他の宗教に関しても、一体どういうものなのか、どういう経緯で生まれたものなのか、など、ちっとも知らずで、初歩的な本でも十分感動の連続でした。

もしあなたが宗教というものに興味を持ったばかりで、何から学んだらいいんだろう、と思っているならば、やはり、図解などしつつ基本的なことをしっかり説明してくれる、この本をおすすめいたします。

謎解き 世界の宗教・神話

著:古市 憲寿
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こちらも宗教に興味が出た初期に絶対おすすめな本です!

何がいいって、章の最初に漫画が数ページついていて(その漫画が普通に面白くてためになるのも素敵なところ)、軽くわかった状態で、ちょっとコアな対談を読む形になっているところ。

理解もしやすいし、飽きずにページをめくれます。

我が家の小学生の息子はこの本の漫画の部分だけを気に入り、何度も読み、それだけでかなり宗教に詳しくなりました。家族間やテレビなどで宗教の話題が出てくると「またキリストのことばかり!パウロ君が頑張ったからなのに!」「それ最初に発明したのはゾロアスター教やで!」などと1人でつっこんでおります。楽しそうです…。

マイ仏教

著:みうらじゅん
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タモリ倶楽部などでお馴染み(若い人はタモリ倶楽部をそもそも知らないかも…)みうらじゅんさんによる、マイ仏教。面白いです。

みうらじゅんさんといえば、マイブームという言葉を作り出し、ゆるキャラやいやげもの(嫌な土産物)を流行らせたサブカルなおじさまです。実は彼、幼き頃から仏像が大好き。仏像が好きすぎて、仏像のそばにいられる職業、お坊さんになろうとした経緯もございます。

そんな彼が書く、彼の仏教観。

文章も読みやすく面白いので、楽しいエッセイを読みつつ、仏教への解像度もちょっと上がるという、なんともお得な本です。

仏教ライトファンなら絶対読んでおくべき一冊です!!

(みうらじゅんさんの仏教系高校時代のお話が、「色即ぜねれいしょん」という映画になっております。もちろん本もあります。どちらも楽しいのでおすすめ!!)

バンダイビジュアル
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著:みうら じゅん
¥140 (2025/01/06 13:28時点 | Amazon調べ)

哲学と宗教全史

著:出口 治明
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哲学と宗教って切っても切れない関係にあると思います。時として、同じものだったりもします。というわけで、こちらの本はかなりおすすめ。

しかし、割としっかりした本ですし、面白くてぐんぐん読めるかと聞かれると、そうでもない。でも、生きていると「あの時代にどんな思想・どんな宗教が世界的に起きていたんだっけ?」と気になることも多く、この本は一冊あるととても便利なのです。

分厚い本なので、いきなり最初から最後まで読もうとするととても辛いです💦最初は好きな宗教や哲学のあたりだけ読んで、ちょこちょこ見返しながら、他の時代も読んでみる、って読み方がおすすめです。

はじめてのギリシャ神話解剖図鑑

エクスナレッジ
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あなたは漫画やゲームがお好きでしょうか?中でも少年漫画などお好きでしたら、もう絶対読んでおいた方がいいのは、これ!!

とにかくギリシャ神話はさまざまな媒体で使われまくっております。なんか、出てくる人の名前がかっこいいんですよね。ゼウスとかヘラとかポセイドンとか。よくわからずに読んでいた漫画が、ギリシャ神話を読むと「これ、あれだったのか!!」とより面白くなること請け合いです。

旧約聖書とぼんやり重なる部分もいくつもあり、ワクワクが止まりません。

いちばんわかりやすい北欧神話

著:杉原 梨江子
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ギリシャ神話と同じ理由で読むことをおすすめしたいのが、北欧神話!こちらもとにかく漫画やゲームに使われがちです。

私としましては、ギリシャ神話より北欧神話の方が好きです。北欧神話の神様って、なんかちょっと人間味があって頼りないんですが、そこが魅力なんですよね。

とりあえず少年漫画好きは絶対ギリシャ神話と北欧神話は押さえておきたいところだと思います!

(仏教の密教とか、陰陽師とか、神道の神様とかも、ちょいちょい漫画やゲームに出てきます。手で印を結んだりしていたら、仏教や神道などの東洋系です。興味がある方は、そっちも探して読んでみてくださいね♪いくらでも本が出てますので😊)

坊さん、ぼーっとする。

密教(仏教)のお坊さんが書いた、のんびりしたエッセイです。宗教色は強くありませんが、密教の考え方がスッと心に入ってきます。

平易な言葉で、読みやすく、そしてとても文章が素敵です。

お坊さんが書いた本はなるべく読まないようにしているのですが(幻滅しそうで嫌なんですよね。お坊さんだって人間だから嫌なところがあっても仕方ないんですが、そのお坊さんに幻滅したことで、大好きな仏教自体が嫌になったらもったいないな、と。そんなわけでなるべく読まないようにしているのですが)これはふと古本屋さんで手に取り、ふと買ってしまったのでした。読んだら、大正解。

宗教学の本というよりは、素敵なエッセイといった感じではありますが、おすすめです!

自分とか、ないから。

著:しんめいP
¥1,617 (2025/01/06 13:42時点 | Amazon調べ)

こちら、東洋哲学の本と書いてありますが、ほぼ仏教です😊宗教と哲学は、こと東洋に至っては、分けられないものだと思います。老子と荘子が出てきますが、それ以外(5人)は仏教の人です。

こちらはもう、平易も平易。簡単すぎるのでは?というくらい、簡単な言葉を使って書かれた本です。言うなれば面白エッセイです。で、ありながら、内容はすごくしっかりしています。作者の体感を使って説明してくれる部分も多く、東洋の哲学・宗教の考え方の強みがよくわかります。最近読んだ中では1番のおすすめです!

先ほども出てきた我が家の小学生の息子、こちらの本もとても気に入り、何度も読み、東洋の宗教や哲学にも明るくなりました。私が日常の愚痴などを言っていると「ママ、この世は全てフィクションだよ」「空だよ、空」などと言って慰めてくれるようになりました。変な小学生…。


面白い本はまだまだありますが、今回はここまでにいたします。

私が紹介した本は絶対に面白くはあるのですが、本は、探す作業も、また楽し。本屋さんや図書館などで是非お好みのものをお探しくださいませ!

いい本が見つかったら、是非私にも教えてくださいね♪

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